しわがあるとどうしても老けて見えたり、疲れているように見えてしまいますよね。まだ若いのにおでこにしわがあると焦って、どうにか消せないかと悩んでいませんか?または、まだうっすらとしか見えないおでこのしわが将来深いしわにならないか心配ではありませんか?
縦じわ、横じわ、もしくは両方あるという方もおられるでしょう。しかも、おでこは目につきやすい場所ですし、前髪を伸ばしている方にとってなかなか隠しづらい場所ではないでしょうか。
それではどうしておでこにしわができてしまうのでしょうか?ここでは、悩ましいおでこのしわの原因と解消方法についてご紹介していきます。ツルツルな若いおでこを手に入れましょう。
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おでこにしわができる原因とは?
まずは、おでこにしわができる原因を見ていきましょう。原因を探れば、おのずと対処方法や、予防方法が浮かんできます。まだ、おでこのしわは特に気になっていないという方も、すでにあるという方も、新たに作り出さないためにも原因を知っておくことをおすすめします。
紫外線や乾燥
おでこにしわができる原因として、長年紫外線を浴び続けたことで肌にダメージを与え、負担がかかり、しわができると考えられています。特に、おでこは日差しを浴びやすい部分であるため、しわができやすいかもしれません。
紫外線はおでこだけにしわを生じさせるわけではなく、顔のほかの部分にもしわを作ってしまうことになるでしょう。さらに、肌の乾燥もしわを作ります。肌には、本来バリア機能という肌を守る皮脂が分泌されているわけですが、そのバリア機能が失われることにより乾燥し、しわが生じやすくなります。
おでこはテカっているイメージがあるかもしれませんが、脂取り紙で皮脂を取っていたり、洗いすぎてしまっていたりすると乾燥している可能性があります。
表情の癖によるしわ

さらに、おでこにしわができる原因として、表情の癖というものが考えられます。表情の変化により、おでこの皮膚は動きますよね。
縦じわがある方は、考え事をしている時ついつい、しかめっ面をしていたり、目が悪くて眉間にしわが寄っていたりしませんか?ストレスが溜まっている方、疲れがたまっている方は、この原因に要注意です。
また、横じわがある方は、眉毛を上げ下げする癖があるかもしれません。顔の表情が繰り返し動くことで、肌が記憶してしわが刻まれていきます。年齢を重ねるにつれて、どんどんそのしわが深くなっていくでしょう。表情が豊かな場合にできやすいかもしれません。
筋肉のたるみ
おでこのしわは、筋肉のたるみにより生じる場合もあります。眉と額を引き上げている筋肉「前頭筋」が衰えてたるむと、しわになります。
また、目の奥の筋肉が衰えると、瞼がたるむため、前頭筋を使って瞼を引き上げようとします。その結果、おでこに負担がかかって、しわができる場合もあるでしょう。
そして、頭皮のたるみもおでこのしわと関係があります。頭皮と顔の皮膚は一枚でつながっています。そのため、頭皮がたるんでくると皮膚が下がり、おでこにしわができるのです。
頭皮のたるみは、年齢を重ねるために生じるだけでなく、髪の毛をいつも引っ張り上げる髪型をしていたり、ブローするときにきつく引っ張っていたりする方は、年齢に関係なく生じることがあります。
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おでこのしわを解消する方法とは?

では、できてしまったおでこのしわを解消するにはどうしたらよいでしょうか?長年の積み重ねでできてしまっていますから、即座に消せるわけではありません。
しかし、じっくりと粘り強く解消する方法を試してみれば、しわを薄くしていくことができるはずです。いくつか方法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
マッサージ
まずは、マッサージを行うことができます。先ほど、原因の部分でご紹介したように、頭皮や筋肉のたるみによって作られている場合がありますから、筋肉を引き上げるようなマッサージが効果的とされています。
横じわが気になる方におすすめのマッサージ
1.眉の上のあたりに4本指をあてます。
2.皮膚を引き上げていくイメージで、髪の生え際に向かって5秒かけて引き上げます。
3.これを3回繰り返してみましょう。
縦じわが気になる方におすすめのマッサージ
1.指先は鼻やあごのほうに向けて、眉間に人差し指、中指、薬指をあてます。
2.ゆっくりと髪の生え際に向かって引き上げ、5秒キープします。
3.これを10回繰り返してみましょう。
これらのマッサージを毎日続けることで、皮膚のたるみが引き上げられて、しわを薄くしていくことができるはずです。
保湿
紫外線や乾燥により肌がダメージを受けて、しわを生じさせている可能性があります。ですから、保湿をしっかりと行うことは、しわの解消方法の1つとなるでしょう。
基本的なスキンケアをしっかりと行っていますか?皮膚に必要な皮脂を奪いすぎないように、洗顔の仕方などに注意したり、洗顔後にはきちんと化粧水、美容液、乳液、クリームなどをおでこにもしっかりと浸透させることが大切です。また、紫外線を防ぐためにUVケアも一年中行うようにしましょう。
トレーニング
マッサージとも似ていますが、顔の筋肉を鍛えるトレーニングもおすすめです。たるみにより生じるしわの解消に効果的でしょう。顔の筋肉を引き締めるために、普段使っていない顔の筋肉を鍛えます。
方法は簡単です。目を大きく見開いたり、口を大きく開いたり、すぼませてみたり、突き出してみたり、いわゆる「変顔」をして顔全体の筋肉をほぐし引き締めましょう。
ヒアルロン酸注射
手っ取り早くおでこのしわを消したいという方には、ヒアルロン酸注射を打つという方法もあります。ヒアルロン酸を肌に注入することで、ハリや弾力を取り戻すことができるでしょう。ヒアルロン酸注射は、老化によるたるみや表情によってできるわけではないしわに効果があります。
ただし、生涯効果が続くわけではなく、半年から1年ほどの効果です。1回7万円から10万円ぐらいするとされていますから、高額な解消方法ともなります。アレルギーを起こしにくく、安全性は高いとされています。
施術も10分ほどで終わりますから、時間をかけずにしわを消したいという方は、美容外科などで相談してみましょう。
ボトックス注射
ボトックス注射は、筋肉の動きにより、癖によりできたしわに効果があるとされています。眉間のしわなどにおすすめです。ボトックス注射は、筋肉の働きを麻痺させる、神経伝達を弱める働きがあるからです。
施術時間は5~10分ぐらいで、効果が出るのは注射してから3日後ぐらいからです。費用は2万円から5万円ぐらいでしょう。効果は、3か月から半年ぐらい持続します。副作用としては、内出血が起きたり、表情にぎこちなくなるといったものがあります。行ってみたい方は、美容外科に相談してみましょう。
ツボを押す
おでこのしわを解消するためのツボを押すという方法もあります。例えば、「額中」というツボがあります。顔の中心線上にあり、眉毛と髪の生え際の中央、ちょうどおでこの中心部分です。
指の腹を使って、円を描くように少し強めに押してみましょう。5秒押して5秒離すというのを、5回繰り返します。眉間にしわが寄ってしまっているとふと気づいたら、押してみるのはいかがでしょうか?
おでこのしわを消して若返ろう!

おでこのしわができる原因と、しわをとる方法をご紹介してきましたが、いかがでしたか?ツルツルのしわのないおでこを手に入れるために、気づいた時にマッサージをしてみたり、ツボを押してみたり、乾燥しないように保湿をしっかりと行っていきましょう。
長年の習慣で作り上げられてしまうものもありますから、眉間にしわが寄らないように気持ちの余裕を持つこともよいかもしれません。粘り強く、あきらめずにしわの解消を目指しましょう!
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