あなたはどの洗顔料のタイプを普段から使用していますか?洗顔フォームを使っている方のほうが多いかもしれませんね。実は洗顔にも固形石鹸が使えるということをご存知ですか?
固形石鹸で洗顔することには様々な効果があるとされています。そこで、固形石鹸で洗顔することのメリットと正しい使い方をご紹介していきます。ぜひ、今まで使ったことのない方も参考にしてみてくださいね。
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固形石鹸で洗顔する4つのメリットとは?

固形石鹸を洗顔に使ったことのない方は、どのような理由のためでしょうか?固形石鹸を使うと、素肌がつっぱりそうとか、刺激が強そうとか、体を洗うものでは?と思っておられる方もおられるかもしれません。
確かに、注意が必要な点もありますが、固形石鹸で洗顔をするメリットはいろいろあります。そのうちの4つほどのメリットをご紹介します。
①肌を守り本来の肌の働きを促す
1つ目のメリットは、固形石鹸は肌を守り、肌本来の働きを促す効果があるという点です。固形石鹸というとアルカリ性なので、弱酸性の肌には良くないのでは?と思っておられる方も少なくありません。
しかし、肌にはもともとアルカリ性に傾いたのを弱酸性に戻すように働きます。洗顔後、30分ぐらいすると皮脂や汗によって中和されるのです。
固形石鹸を使うことで肌本来の機能がしっかりと働くように促し、その結果、肌のサイクルが正常に行われるようにしてくれます。
固形石鹸を使うと、肌がつっぱるように感じるのは、石鹸成分が残って薄い皮膜を肌の上に作っています。その皮膜が肌本来の働きをし、サイクルが正常に行われている証拠で肌を守ってくれているのです。
②低刺激で肌への負担が少ない
2つ目のメリットは、低刺激で肌への負担が少ないという点です。液体石鹸は「脂肪酸カリウム」から作られています。そして、固形石鹸は「脂肪酸ナトリウム」から作られています。両方とも肌への刺激は強くありませんが、脂肪酸ナトリウムの方が、より低刺激であるとされているのです。
③洗浄力が高い
3つ目の固形石鹸を洗顔で使うことのメリットは、洗浄力が高いことです。洗顔の目的は何でしょうか?汚れを落とすことですよね。脂肪酸ナトリウムから作られている固形石鹸は、低刺激でありながら、洗浄力が高く、スッキリと汚れを落としてくれます。
洗顔フォームなどに含まれている油分は、洗い上がりのツッパリ感を防ぎますが、それと同時に肌への老化を促したり、化粧水や美容液の浸透率を下げたりしてしまうことがあるでしょう。
固形石鹸は、毛穴に詰まる原因となる皮脂汚れなどをしっかりと落とし、毛穴の開きを防ぎ、シミやしわ予防にも効果的と言われています。
④低コストで濃い成分
4つ目のメリットは、低コストで石鹸成分が濃いという点です。液体石鹸の場合、石鹸の割合が3割程度しか入っていません。残りは水となっています。固形石鹸は成分が濃く、きちんと保管すれば、溶けてしまうこともなく低コストとなるでしょう。
洗顔フォームだと、ついつい出し過ぎてしまうこともありますが、固形石鹸の場合、泡立ち具合で使う量を止めることができますから、その面でも経済的と言えるかもしれません。
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固形石鹸の正しい使い方は?

では、固形石鹸も正しく使わなければ、効果は得られません。そこで、固形石鹸で洗顔する時の正しい使い方をご紹介していきます。
①清潔な手で石鹸を手の平で転がし、ぬるま湯でしっかりと泡立てる
洗顔で肌に良い効果を出すのに大切なポイントは、しっかりと泡立てることです。そのために、清潔にした手の平で石鹸を転がし、ぬるま湯を足しながら泡立てていきます。
手ではなかなか泡立てにくいという方は、泡立てネットなどを使用すると良いでしょう。注意点として、水っぽくならないように空気を含ませながら、もっちりとした泡になるようにし仕上げるようにしてください。
②顔に泡をのせて洗う
次に、顔に泡をのせていきます。最初にTゾーンと呼ばれるおでこや鼻などの脂分の多いところから、のせていきましょう。泡をのせたら指の腹を使って優しい力で泡で洗うようにします。
指と肌の間に常に泡があるようにしてください。ごしごしと擦ることだけは避けてください。次に、頬と顎、目の周りや口回りなどにのせて、洗い過ぎないように優しい力で行ってください。
③30度ぐらいのぬるま湯でしっかりとすすぐ
洗い残しができないようにしっかりとすすぐことも、肌に良い洗顔にするためのポイントです。すすぐ水の温度も大切で、熱いと肌に必要な脂分まで奪ってしまいます。30度ぐらいのぬるま湯がおすすめです。そして、20~30回程度すすぎましょう。
特に、髪の生え際、こめかみ、顎のあたりにはすすぎ残しができやすいですから、気を付けてください。
④タオルで優しく拭く
洗顔後はタオルで優しく拭くようにします。ごしごしと擦らないようにしてください。水気をポンポンと押さえて拭き取る程度で良いでしょう。
固形石鹸で洗顔する時の注意点
固形石鹸で洗顔する際に、気を付けたい点があります。それは、長時間洗顔しないということです。
効果のところでご紹介した通り、洗浄力が強いため、いくら低刺激とはいえ、長時間、顔に泡をのせっぱなしにすると皮脂を落とし過ぎて乾燥を招いたり、肌に悪い影響が及んだりするかもしれません。ですから、短時間で洗顔を終わらせるように注意しましょう。
人気の固形石鹸はどれ?
固形石鹸が洗顔に良いということを見てきましたが、具体的にどのような商品があるのか、人気のある固形石鹸をいくつかご紹介していきます。使ったことのない方は、安価なものもありますから、お試しにぜひ使ってみてくださいね。
牛乳石鹸 カウブランド
牛の絵のパッケージでおなじみの牛乳石鹸が洗顔に良いと人気です。赤い箱と青い箱がありますが、赤い箱はしっとりと、青い箱はさっぱりと洗い上げてくれます。
ミルク成分が含まれていて、豊かな泡立ちで滑らかな肌に仕上げてくれます。顔だけでなく体や髪の毛まで洗えて、赤ちゃんにも使えるほど優しい成分でできている石鹸です。価格は、青い箱は85gで税抜き¥80、赤い箱は100gで税抜き¥100です。
白雪の詩 ねば塾
こちらの石鹸は、パームバージン油だけを原料として作った純粋な石鹸分を無添加で仕上げた商品です。洗い上がりがさっぱりしてクリーミーな泡立ちが人気です。この石鹸を使うようになって、ニキビが無くなった、冬にカサカサしなくなったという口コミもあります。価格は、180g×2個で280円です。
プレステージ ル サヴォン ディオール
こちらは、フランスのディオール専用のガーデンで育ったグランヴィルローズの美容成分を抽出して作られた石鹸です。しっとりと、そしてきめ細やかな泡立ちにより、上質な潤いを与えてくれます。
9年の研究を経て作られた商品で、ローズの優雅な香りも人気の理由です。1個で半年使えるという方もいますので、少し高級な石鹸ですが、それ相応の満足感を得られる商品となっています。価格は110gで¥10,800です。
プラケア EQソープ LUNAS
こちらの石鹸は、モンドセレクションでも金賞を受賞した商品です。汚れをしっかりと落としながら、アミノ酸で栄養を与える泡パックまでできると人気です。
乾燥肌の方、ニキビ肌の方、毛穴やくすみが気になる方など様々な方に肌の調子が良くなったと高評価を得ています。価格は100gで¥2,800です。
まとめ

洗顔で固形石鹸を使うことのメリットと、正しい使い方、人気の商品などをご紹介してきました。今まで固形石鹸を洗顔に使う機会のなかった方、ぜひ試してみたいと思われたのではないでしょうか?ご自分の肌に合う固形石鹸を見つけて、つるつるの美肌を手に入れましょう!
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