「ポツンとできたニキビの白い芯。これって何?脂?つぶして取っても良いの?」という疑問や不安をお持ちでしょうか?では、ニキビの白い芯の正体は何なのか、それを取り出す場合の注意点も併せてご紹介していきます。そのようなニキビがよくできるという方は、ニキビ跡を残さないためにもご参考に!
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ニキビの白い芯の正体とは?

肌にポツンと浮かび上がって見える白い芯。しょっちゅうできて、ついつい指で潰している方も多いかもしれません。この正体は何でしょうか、そして、どんな時にできるのかをまずは説明していきます。
ニキビの白い芯とは?
このニキビの白い芯とは、「コメド」、または「面皰(めんぽう)」とも呼ばれます。これは、毛穴に詰まった皮脂や角質の塊で、毛穴から外に出きらなかったものです。棒状の形態となっています。よく、これは膿だと思われていることがありますが、膿とは別のものです。
ニキビの白い芯ができる原因は?
ニキビの白い芯ができる原因は、主に肌の乾燥によるものが多いでしょう。私たちの体の皮膚は乾燥すると、皮膚を守るバリア機能が果たせなくなるために、より一層を皮脂を分泌させます。そのため、意外に思われるかもしれませんが、乾燥をきっかけに皮脂の過剰分泌となってしまうのです。その結果、皮脂が毛穴に詰まってしまい、コメドが作り上げられるでしょう。
白い芯からニキビへと悪化

ポツンとできるニキビの白い芯と言っても、まだこの段階ではニキビにはなっていません。これが放置されるとニキビの原因菌であるアクネ菌が繁殖して、ニキビへと悪化していきます。この後、皮脂が詰まった白ニキビ、そして皮脂が酸化して黒ずむ黒ニキビとなります。そこから、さらに悪化していくと、炎症を伴う赤ニキビ、炎症し膿がたまり腫れてしまう黄ニキビへと進行していくでしょう。
ですから、炎症を起こす前にできればニキビを悪化させないで治すことができれば、ニキビ跡が残る心配を減らせます。
白い芯を取り出す時の注意点とは?

では、白い芯が気になって取り出したいと思う方が多いかもしれません。でも、そもそもニキビの白い芯ができた時、それを取り出しても良いのでしょうか?注意点はあるでしょうか?
白い芯を取ってもよいの?注意点は?
白い芯をとってもよいのかよくないかという質問に対する答えとしては、取っても良いという情報と、自分で無理して取らなくてもぽろっと取れる状態まで待てば良いという情報もあります。なぜ取らないほうが良いという情報があるかというと、毛穴から芯が十分に出きっていない状態で取る時に爪で引っかいたり、毛穴パックを使ったりすると、皮膚を傷つけたり雑菌が混ざったりしてニキビを悪化させてしまう恐れがあるとされているからです。
ですから、もし取る場合にも注意が必要だと言えるでしょう。そして、コメドを取る時のタイミングも大切です。毛穴からプクッと出たものを取るのが良いかもしれません。そして、爪で取り出したり、パックではがしたりしないように気を付けてください。できれば、器具を使って取り出すこと、そして、取り出した後は、毛穴が開いた状態になっていますから、化粧水や美容液などでしっかりと保湿をすることも大切です。
器具を使って取り出す方法
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では、器具を使って取り出す方法をご紹介していきます。まず器具ですが、「面皰圧子」というものが販売されています。上記の画像がその器具です。これを使うと、指を使わずに行えるので、雑菌が混ざりにくく、皮膚も傷つけないようにできるでしょう。
次の手順で行ってみてください。
1.お風呂に入って、皮膚をふやかしましょう。毛穴を柔らかくして、白い芯を取りやすい状態にします。
2.洗顔をして肌を清潔にします。そして、面皰圧子や手も清潔な状態にしましょう。
3.面皰圧子を皮膚にあて芯を出します。皮膚が柔らかくなっているので軽く皮膚にあてれば取り出せるはずです。
4.取り出した後は、軽く水洗いをして、できればアルコール消毒をするか、ニキビ用の化粧水をつけるか、敏感肌の方は普段使っている化粧水を使い、その後保湿をしっかりと行いましょう。
もし、面皰圧子を持っていなくても、白い芯が皮膚から浮き出る状態にまで待って、毛抜きやピンセットなどでつまむことができれば、そうすることもできるかもしれません。ですが、皮膚を傷つけないように注意して、ほじくり出すことは避けることをおススメします。
赤ニキビや黄ニキビになったら触らない
白い芯を取り出す際に、覚えておきたいもう1つ大切な点があります。白ニキビや黒ニキビの状態の時に白い芯を出すことは、ニキビを悪化させずニキビ跡を残さないようにもできるので良いかもしれません。しかし、赤ニキビや黄ニキビといった炎症を起こしている状態になったら、触らないようにしてください。炎症を悪化させてしまう恐れがあり、ニキビ跡を残してしまう危険があります。その場合は、炎症を抑える薬を塗るなどして治すようにしましょう。
ニキビの白い芯を作らないためにできること

ニキビの白い芯がしょっちゅうできてしまうという方、できては取ってを繰り返していませんか?では、ニキビの白い芯を予防するためにできることをご紹介していきます。
乾燥の原因を知る
ニキビの白い芯が作られてしまう原因は乾燥です。ですから、皮膚が乾燥しないようにすることによって、白い芯が作られるのを予防することができるでしょう。乾燥してしまう原因としては、次のようなことが考えられます。
・洗顔をゴシゴシと擦って行っている
・熱いお湯で洗顔をしている
・化粧水や美容液、乳液やクリームといった基本的なケアを怠っている
・いつもエアコンの効いた部屋にいる
・紫外線をよく浴びて、紫外線対策をしていない
・生活習慣が乱れていて、睡眠不足やストレスがたまっている、運動不足である
・食事の栄養バランスが乱れている
こうした要素は、皮膚が乾燥し、皮脂の過剰分泌を引き起こす要因となります。
乾燥を防ぐためにスキンケア方法を見直す
ニキビの白い芯を作らないようにするために、洗顔や保湿などのスキンケア方法を見直してみてください。先ほど考えた原因のところに合ったように、洗顔をゴシゴシとせずに、しっかりと泡立てて優しく優しく洗うことは大切です。決して擦らないようにしましょう。また、洗顔の時のお湯の温度ですが、熱いと皮膚に必要な皮脂を奪い取ってしまいます。ですから、32度前後のぬるま湯ですすぐようにしてください。さらに、洗顔の頻度も1日に2回までに抑え、朝はぬるま湯ですすぐだけの水洗顔がおススメです。
そして、洗顔後のケアもニキビができやすい方にとっては非常に重要なポイントです。脂っぽいからと言って化粧水だけで済ましていませんか?そうすると保湿が十分に行えず、乾燥し、さらにニキビができやすい環境を作ってしまいます。ですから、セラミドやヒアルロン酸などの保湿する成分が含まれている化粧水や美容液、乳液やクリームなどを丁寧に塗るようにしてください。そうすることで肌の状態を整えていき、ニキビの白い芯が作られないように改善していくことができるでしょう。
ニキビを悪化させたり跡を残したりしないケアをしよう!
ニキビの白い芯の正体とそれを取るときの注意点を取り上げました。参考になったでしょうか?ニキビになるかどうか、悪化させるかどうか、ニキビ跡を作ってしまうかどうかは最初のケアによって決まるでしょう。ですから、もし白い芯を取る場合も細心の注意を払って、皮膚を傷つけないようにしてください。そして、ニキビ予防も心がけて、白い芯を新たに作り出さないようにしたいですね!
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