顔の中心にある鼻にニキビが出来ると目立ってしまうし、思わずギューと角栓を取り出してしまいたくなることはありませんか。
ですが、鼻は皮脂量が多い場所なので毛穴が詰まりやすい場所です。そのため、繰り返しニキビができてしまうこともあります。
無理に角栓を取り出すような行為は、ニキビ跡や再発を招く危険な行為になります。そこで、本記事では小鼻にニキビが出来る原因から予防と解消方法について詳しくご紹介していきます。
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小鼻にニキビができる原因
小鼻ニキビななぜ出来るのか
小鼻にニキビが出来る根本的な要素は、毛穴に古い角質がたまりうまくターンオーバーが出来ないことにあります。小鼻はもともと皮脂の分泌量が多く毛穴の奥が深い場所です。
その小鼻が紫外線や油分の多い化粧品の影響を受けると、毛穴に古い角質がたまり剥がれにくく毛穴を詰まらせてしまうことになってしまいます。
鼻は、ニキビを再発させやすい場所です。白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄色ニキビとどんどん悪化してしまうことを防ぐためにもニキビの出来る原因を知って、それぞれの解消方法に繋げることが小鼻のニキビを早く治す近道になります。
小鼻にニキビが出来る理由

小鼻のニキビは、皮脂が毛穴に詰まることでターンオーバーが乱れ、角質がはがれにくく肌表面に厚く溜まっていくことにあります。そうなってしまう理由をご紹介します。
①油分の多いファンデーション
小鼻はもともと皮脂の分泌量が多い場所なので、そこに油分の多いファンデーションを使うと毛穴が詰まりやすくなりニキビへ繋がってしまいます。
②ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れにより皮脂が過剰に分泌されやすくなります。そのため、皮脂の分泌量が多い小鼻にニキビが出来やすくなります。
③アクネ菌の増殖
アクネ菌は皮脂をエサにしているので、皮脂の分泌量が多い小鼻にアクネ菌が増殖しやすくニキビに繋がります。
④鼻を触る
鼻を無意識に触っていたり鼻をかんだりすることで、小鼻に刺激を与えることになり皮脂の分泌量が増えてしまいます。この状態が小鼻のニキビに繋がります。
⑤汚れが落ちていない
洗顔をする際、頬やおでこはしっかり洗顔が出来ていても、鼻は十分な洗顔が出来ていないことがおこりがちです。
また、短時間で洗い流す場所にもなるので、すすぎ不足や汚れが落ちきれていないことが小鼻のニキビに繋がります。
⑤胃腸が弱る
胃に負担がかかるような食事が原因の場合があります。例えば、偏った食事や過度のアルコール摂取、甘いものの摂り過ぎは、胃腸の負担が大きくなってしまい皮脂の分泌量を増やしてしまうことになります。
また、過度のアルコール摂取は、肌の再生に必要なビタミンB群を多く使ってしまうことになりニキビを悪化させてしまうことにも繋がります。
ある程度の糖質は体に必要な栄養素になりますが、過度に摂り過ぎることは控えたほうがよさそうです。
小鼻にニキビを作らせない予防法
やってはいけないこと

①小鼻のニキビをつぶす行為をやめる
小鼻のニキビをギューっと押し出して角栓を取り出す行為は、毛穴の周辺の内部組織を傷つけてしまい雑菌が入りやすくなります。
それだけではなく、ニキビを再発させやすくなったり色素沈着を起こしてニキビ跡を残してしまったりすることに繋がります。毛穴シートパックも同じように角栓を引き出す行為になるので、控えることをおすすめします。
②手で触さわる癖をなくす
小鼻にニキビが出来てしまうとつい気になって触ってしまいがちになりますが、手には雑菌が多く付着しているので毛穴の内部に雑菌が入り込んでしまうことに繋がります。
そのため、ニキビを悪化させたり再発を繰り返したりすることになります。手で触る癖をなくすことが大事です。
③殺菌しすぎない
アクネ菌と聞くと殺菌をしなければいけないという気になりますが、アクネ菌はもともと肌を病原菌から守ってくれるための役目をしているので、過剰に増えすぎなければ良い存在になります。
強い消毒液や洗顔を頻繁に行うことで、皮膚に必要な良い菌まで取り除くことになり、返って肌の抵抗力を失わせてしまいます。殺菌しすぎないことも大切です。
④油分の入ったものを避ける
出来るだけ油分の入ったファンデーションなどを避けるようにします。ノンオイルのものを選ぶことで毛穴の詰まりを防ぐことができます。
小鼻のニキビ解消方法

①胃腸の疲れをなくす
胃腸の不調から小鼻にニキビが出来やすい状態になります。そこで、過度のアルコール摂取や甘いものの摂り過ぎは避け、栄養バランスの良い食生活に改善することが小鼻のニキビの解消に繋がります。
ニキビの解消に欠かせない栄養素がビタミンCです。ビタミンCには、強い殺菌効果がありターンオーバーを促進してくれる働きもします。
②ストレスをためないようにする
ストレスを解消するために映画鑑賞、スポーツなど自分なりの楽しみ方を見つけることがストレス解消の近道のようです。ストレスをためないようにすることでニキビの解消に繋がります。
③スキンケアを見直す
皮脂汚れを取り除いた上で保湿をしっかりすることが大切になります。小鼻は皮脂の分泌量が多い場所なので、油分を多く補うようなスキンケア方法は避けるようにします。
④洗顔を見直す
正しい洗顔方法で洗顔を行うことがポイントです。洗顔前は、手を綺麗に洗うようにし、雑菌が顔につかないようにしておきます。
毛穴を開かせてから洗顔を行うことで汚れや余分な皮脂をしっかり取り除くことが出来るので、湯船に20分程度浸かってから洗顔を行うようにします。また、蒸しタオルを使って毛穴を開かせるのも良い方法です。
洗顔は、優しく丁寧に行い洗顔料を乗せる目安は30秒程度にし、ぬるま湯で洗い流すことが大切です。ちなみに脂性肌の人は、36℃~38℃を目安にし、乾燥肌の人は、34℃~36℃を目安に、敏感肌の人は、28℃~32℃を目安にすると良いそうです。
⑤保湿成分にこだわる
小鼻のニキビの解消になる保湿成分を積極的に取り入れることが大切です。特に皮脂分泌をコントロールしてくれる成分「ビタミンC誘導体」や肌のバリア機能を高めてくれる「セラミド」などがおすすめです。
⑤紫外線対策を怠らない
ニキビが出来ている肌は敏感になっているので、悪化させないためにも紫外線対策をしっかりすることが大切です。
外出時は帽子などをかぶることと日焼け止めをこまめに塗り直すことがポイントです。入念な紫外線対策を心がけることが小鼻のニキビを解消することに繋がります。
⑥生活バランスを整える
生活バランスが崩れると、疲れやすくなりストレスも溜まりやすくなります。その結果、小鼻のニキビに繋がってしまうので生活バランスを整えるように意識することが大事です。
⑦栄養成分にこだわる
ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCを積極的に摂るようにすると小鼻のニキビの解消につながります。また、緑黄色野菜や魚、海藻類を中心にし、動物性脂肪、脂質、糖質の多い食べ物を避けることが大切です。
⑧睡眠をしっかりとる
十分な睡眠をとることで自律神経が整いやすくなり、ストレスを受けにくくなるようです。生活リズムが安定することで、肌のターンオーバーも正常になってきます。
⑨皮膚科に相談する
なかなか小鼻のニキビが改善されず炎症が長引く場合などは、ニキビの跡を残さないためにも早めに皮膚科に相談することも大切です。
まとめ
いかかでしたか?
小鼻のニキビを悪化させないためにも皮脂の分泌を過剰にさせないことが大切なようです。また、洗顔やスキンケア、食生活、運動などで小鼻ニキビはかなり解消されます。
ぜひ、参考にしてみてください。
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