みなさんこんにちは!
前回は鼻ニキビについてお話しました!
しかしせっかく治ったニキビ。きれいに治したはずなのに赤く残ってしまい変に目立ってしまう!なんてことありませんか?
私もニキビ跡が残ってしまい、どうやったら消えるのか…と悩んだこともあります。あの時触ってしまったからかな…薬塗り忘れてしまったからかな?と思い返してもなくなることはありません。
今回は残ってしまったニキビ跡をどうするか、原因を知り対策をしていきます!
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ニキビ跡の赤みの原因
まずニキビ跡の赤みの原因について知っていきましょう!
毛細血管
一つ目は毛細血管の拡張です。
まずニキビは毛穴に皮脂が詰まりニキビができます。そうするとアクネ菌が繁殖して白血球遊走因子というものを出します。
この白血球遊走因子が炎症の原因となるリンパ球、マクロファージ等を誘導します。これが炎症の原因です。
その結果傷ついた肌を治そうと患部に集中的に毛細血管が増えるのでその部分が赤く見えるようになります。そしてその過程で炎症が肌の深いところまで及んでしまうと、正常にターンオーバーが行われなくなってしまい赤みがなかなか消えないとなってしまうのです。
血液
ニキビの袁周防が血液にまで及んでしまうと血管までもが損傷を受けてしまいます。そうすると血液が周辺組織にまで流出します。
この血液に含まれているヘモグロビンが酸素を失って変色してしまうと紫~赤黒い色の色素沈下となって現れてしまいます。
これがニキビ跡になってしまいます。
悪化するとどうなるか
特にニキビ跡になりやすいのは赤ニキビ、黄色ニキビです。炎症起こすをと同時に痛みも伴い始め、ニキビの炎症が肌の奥深いところまで広がっていきやすいです。
さらに悪化してしまうと皮膚を再生するのが困難となってしまい跡に残ります。
赤ニキビ、黄ニキビで初応じた炎症を抑えようと白血球が皮膚の細胞を壊します。
皮膚の真皮層は肌の弾力を保つ役割をしていますが、この真皮層が壊れてしまうと肌の弾力が保てずにへこんでしまい、クレーター状態になってしまいます。
セルフ対策
では次に自分でできる対策についてご紹介します。
規則正しい生活、食事
睡眠不足や食生活の乱れにより肌のターンオーバーが正常に行われないことがあります。
夜更かしや睡眠不足でホルモンバランスが乱れてしまうと成長ホルモンの分泌が正常に行われません。
肌のゴールデンタイムは夜10時から夜中2時までです。その間睡眠がとれないと成長ホルモンは分泌されにくいので肌のターンオーバーが行われず、ニキビ跡は残りやすくなってしまいます。
食生活ですが、肌に良い栄養素はビタミン、中でも特にビタミンCは美肌には欠かせない成分になります。
またたんぱく質は肌のターンオーバーを促す栄養素になっています。必要な栄養素をバランスよく摂ることでニキビ跡を消すとともに、美肌も手に入れることが出来ます。
運動不足
運動不足で汗をかかないと新陳代謝が上がらずに肌のターンオーバーも正常に行われません。
適度な運動をして汗をかくことも必要なのです。
新陳代謝も上がればお肌のターンオーバーを促してくれます。
紫外線対策
紫外線は適度に浴びるのは体にもいいことです。
しかし長時間大量に浴びてしまうとニキビやニキビ跡の悪化につながってしまいます。
もともと肌に含まれているスクワレンという成分は非常に酸化しやすく、紫外線により酸化され、その周りの皮脂も連鎖的に酸化されることでニキビの原因になります。
さらにニキビなどでできた炎症が紫外線にさらされるとメラニンの合成が促進され色素沈着してニキビ跡がのこりやすくなってしまいます。
正しいスキンケアが行えていない
毎日スキンケアしているのに跡が出来てしまって消えない…と思っている方もいると思います。その方はもしかしたら間違ったスキンケア方法をしてしまっているかもしれません。
保湿することによりターンオーバーを促すことが出来るのでもしなかなかニキビ跡が改善されない方は保湿効果が足りないかもしれません。
また、化粧品成分によってニキビ跡は消えていきます。ニキビ跡に浸透し、直接働きかけることのできる成分を含んだコスメを選ぶようにしましょう。
皮膚科での対策
ニキビ跡を一番早く対処することが出来るのはやっぱり専門医の皮膚科に行くことです。皮膚科での対処についてご紹介します。
保険適用内での治療
まず保険適用内でできる治療法についてご紹介します。
まず外用薬を処方してもらう方法です。
中でも人気の外用薬はディフェリンゲルというものがあります。ディフェリンゲルは特出した肌の角質を剥離するピーリング効果があります。
ただ、使用すると赤みやひりひりなど肌に副作用が起こってしまうことがあり、使用を途中でやめてしまうかたもいます。
しかしこの症状は治療するためには必ず通る道です。注意して使用することでこの副作用を症状を缶はすることが出来ます。
この症状を緩和するために一緒に保湿剤を使用したり、使用量をきっちりと守るようにしましょう。
保湿剤は自己判断で選ぶのではなく必ず処方してくれる医師に相談して決めるようにしましょう。
次に内服薬での治療ですが、ミノマイシン錠という抗生物質をよく処方されます。ニキビの原因のアクネ菌を殺菌していき、ニキビやニキビ跡の対策に効果のある錠剤です。
大体赤ニキビの場合、2週間ほどで効果があらわれます。ニキビ跡には2~3週間ほどで炎症が沈下されます。即効性が高く、効果も幅広い錠剤です。
同時に軟膏などと併用して治療していくことがおおいので実際もう少し早く治ることが多いです。
保険適用外での治療
保険適用外の治療には次のものがあります。
〇ケミカルピーリング
普通とは違って病院のみが使用できる化学薬品によるピーリング方法です。
相場は1回5000~10000円前後で通院は症状によって違いますが5~10回ほどになります。
角質細胞の一部を除去することによって肌の表皮のターンオーバーを促します。
〇レーザー治療
一番知名度の高い治療方法です。
レーザーを照射することにより皮膚に極小の穴をあけ、ダメージを受けた組織を排出します。コラーゲン生成が促進されるようになるので肌のへこみがふっくらします。
相場は1回につき、顔の一部分で1万円~、顔全体で2万円~25万円と高額です。さらに最低でも5回以上は通院しなければなりません。
痛みも伴いますが、1回の施術で細胞の10%が入れ替わるのと言われています。
〇レーザーピーリング
レーザーを使用したピーリング方法です。
薬剤を使用せずにレーザーを使用するので肌の弱い方でも安心して受けられる治療となっています。
また、施術時間は10分程度なのでスピーディーな治療になっています。
相場は顔に一部分で1回8000円~、顔全体で1回2万円からになっています。通院回数は7回ほどになっています。
レーザーを使用した施術になるので少し高い料金になっています。
〇フォトフェイシャル
上のような単一波長のレーザーとは違い、複数の波長の光をやさしく肌にあて、肌の色ムラと肌質を改善できます。
ターンオーバーの促進、コラーゲン生成などをしてくれるので赤みを軽減する効果もあります。
相場は1回2万円~4万円、通院は3回以上となっています。
料金も通院回数も様々ですがきちんと完治するまで通院できる料金を選ぶことが大切です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
女性ならなるべく残したくないニキビ跡についてお話ししました。対処法は様々ですがなるべく自分でも気を付けていくかとが大切です。
正しい対処法できれいな肌を保ちましょう。
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