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体のむくみがひどいのは何故?体全体がむくむ原因

むくみは様々な原因により生じます。一日立ち仕事をしていると、夕方には足がむくんだり、夜に飲み過ぎると、翌朝には顔がパンパンにむくんだりします。多くの方が経験があるのではないでしょうか?

では、部分的ではなく、体全体のむくみがひどくなるのは何故でしょうか?この体全体のむくみは多くの場合、病気のサインであると考えられています。では、どういった原因があるのかをご紹介していきます。

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むくみとは?

全身むくみ

まず、むくみとはどのようなものでしょうか?むくみは、医学的には「浮腫」(ふしゅ)と呼ばれます。何らかの原因により、血液とリンパ液の流れが悪くなることにより、体内の余分な水分や老廃物が適切に排出されず、皮膚の下に溜まった状態を指します。

体全体のむくみがひどくなる原因

では、体全体がむくみが生じるのは何故でしょうか?まずは、むくみが心配ない場合と要注意な場合を考えてみましょう。

心配ないむくみと注意すべきむくみ

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むくみは、心配のないものもあります。例えば、一日立ち仕事や座り仕事をしていると脚がむくみます。それは、血液が下半身に溜まりやすいために生じます。

そのむくみは、一晩寝ると解消されるのではないでしょうか?しかし、要注意なむくみ、つまり何らかの病気の症状が原因で生じるむくみがあるのです。

それは、顔や手のむくみ、また、体全体がむくむ時です。そうしたむくみは、心臓や腎臓、肝臓や内分泌系の病気の症状の可能性が考えられます。

病気でむくむ時、体全体がむくむのは8割、そして、部分的なむくみが2割とされています。

心配ないむくみの原因

心配のない一時的なむくみは、大抵、塩分や水分の摂り過ぎ、アルコールの飲み過ぎ、筋力の低下、冷え、長時間同じ姿勢でいたなどの原因で生じると考えられています。もし、これらの原因となることを行なっていてむくみが生じているなら、あまり心配し過ぎる必要はないかもしれません。

ただし、これらの原因となる生活習慣を送っていると、病気の原因ともなり得るので、これらの原因の場合も改善を図ることが大切でしょう。

注意すべきむくみの見分け方

医師

もし、顔や手足、体全体にむくみが生じたなら、病気が原因によるものかどうか、どう見極めたら良いでしょうか?病院に行くのが一番確実で早い診断方法でしょう。

普段はむくんだことがないのに、むくみが続いている場合は、病院で検査を受けられることをオススメします。特に、次のような場合は、そうしてください。

・起床時にむくみが出ている時
・むくみが左右で1センチ以上の差がある時
・むくみ以外にだるさや息切れ、動悸などの症状が伴う時

こうした点に当てはまる場合は、特に病院での検査を受けるようにしましょう。

体全体にむくみという症状が出る病気

ここからは、どんな病気に体全体、もしくは顔や手にむくみが生じるのかをご紹介していきます。

心性浮腫

病気

心疾患が原因で起こるむくみのことを心性浮腫と呼びます。心筋梗塞や心筋炎、心不全などの心疾患の症状に挙げられています。

なぜ心疾患によりむくみが生じるのでしょうか?心疾患により心臓の機能が低下すると、全身に血液を送る役割を果たしている心臓のポンプの働きが低下します。その結果、全身の血液の流れが悪くなります。

そうすると、腎臓の働きも低下し、尿の出が悪くなります。そのため、体の余分な水分が排出されずむくみが生じます。

心性浮腫の特徴としては、体を横にすると心臓への負担が軽減し、むくみが軽くなるとされています。予防方法としては、塩分の摂り過ぎに注意したり、バランスの良い食生活を摂ったり、ストレスを溜めたりしないことなどがあります。

軽症の場合は、足のむくみから生じることが多いですが、手や顔などにも現われます。ひどくなると呼吸困難などを起こすこともありますから、早めに病院で診察を受けましょう。

腎性浮腫

腎臓の病気が原因で起こるむくみのことを腎性浮腫と呼びます。腎臓がかなり悪くなった時にむくみが生じるとされていますから、もしむくみの原因が腎臓なら、かなり重症の状態と言えるでしょう。

腎臓は、体の水分量を調節したり、老廃物を排出したりする働きをする器官です。この腎臓が悪くなると体内の余分な水分や塩分、老廃物が溜まり排出されていかないために、むくみが出てしまうのです。

例えば、腎臓の疾患の1つにネフローゼ症候群があります。その病気は、腎臓の中にある血液のろ過装置に障害が起きるため、血液中のタンパク質が尿にたくさん排出されてしまいます。その結果、血液中のタンパク質が少なくなり、血液中の水分や塩分が血管の外に溜まり、むくみを生じさせます。

腎性浮腫の特徴としては、顔、特に目の周りからむくみ、ネフローゼ症候群の場合は、頭の皮にもむくみが生じるという点です。また、足や背中や腰など全身にもむくみが生じます。

また、むくみを指で押すと、むくんだ部分が白くなるといった点も挙げられます。さらには、食事の量を変えていないのに体重が増加する、倦怠感、食欲不振などの症状を伴うこともあるでしょう。

肝性浮腫

心臓

肝性浮腫とは、肝臓の病気が原因の場合に生じるむくみのことを呼びます。肝臓は、タンパク質の合成や貯蔵、体の老廃物の分解などを行う臓器です。

慢性肝炎やアルコール性肝炎、肝硬変などにより肝臓の機能が低下すると、血管の中に水分を溜めておくアルブミンというタンパク質の合成が少なくなります。その結果、血管の中に水分が保存されず水分が染み出て、むくみが生じます。

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれるほど、悪くなっていても症状が表に出にくいですが、むくみは分かりやすい症状でしょう。特に、左足からむくみが出て、その後、下半身全体、そして、全身へ広がっていきます。

また、腹痛や嘔吐、倦怠感などの症状も伴うことが多いでしょう。

内分泌性浮腫

内分泌性浮腫とは、甲状腺の病気が原因で起こるむくみのことを呼びます。甲状腺機能低下症やクッシング症候群などの病気がそれに含まれるでしょう。

甲状腺機能低下症の場合、甲状腺機能が低下すると、血液中の甲状腺ホルモンが不足します。むくみの特徴としては、粘液水腫と呼ばれ、水っぽい感じのむくみ方ではありません。朝起きた時に、手や顔がこわばったような感じがします。

また、まぶたのむくみ、唇が厚くなったり、舌が大きくなったり、咽頭がむくんで声が低くなったりすることもあります。むくみ以外の症状としては、皮膚の乾燥、新陳代謝の低下により寒がりになったり、体重が増えたり、無気力になったりという症状も見られます。

むくみが気になる時は、何科を受診したらよいの?

体全体のむくみが気になる時、また、部分的でも普段と異なる時など病院に行きたいと思ったら、何科を受診したら良いでしょうか?

まずは、内科で診察を受けましょう。どの内蔵の疾患でむくみが起きているかを自分で判断するのは難しいかもしれません。

それで、まず内科を受診すれば、その後、医師が専門の科を紹介してくれるはずです。
腎臓が原因であれば、腎臓内科や泌尿器科を、心臓が原因であれば、心臓外科や循環器科などを、そして甲状腺の異常であれば内分泌科や甲状腺科を紹介してもらえるかもしれません。

体全体のむくみは病気の可能性も。早めに検査を!

体全体にむくみが生じているなら、もしかしたらそれは病気のサインかもしれません。しかも、心臓や肝臓や腎臓などの重篤な疾患の症状の可能性もあります。

ですから、いつもと違うむくみがあったなら、早めに病院で検査を受け、放置しないように気を付けましょう。

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