ラベンダー精油の中も最もポピュラーな香りになります。色々な場面で使いやすく、効能や効果も多いのが特徴です。学名のLavender はLavo(洗う)、Liveo(青みがかった鉛色)意味からきたと言われています。またガーデニングとして楽しむ方も多くなってきています。
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ラベンダーのプロフィール
●英名:Lavender
●学名:lavandula angustifolia / lavandula officinalis
●科名:シソ科
●種類:低木
●産地の例:フランス、イギリス、イタリア、ブルガリア、日本、オーストラリア
●抽出部位:葉と花
●精油製造法:水蒸気蒸留法
●成分:酢酸リナリル、リナロール、ラバンジュロール
●香り:フローラル
●主な作用:抗ウイルス・抗菌、鎮静・鎮痛(ストレス、不眠、神経過敏)、通経・肉芽形成促進。

ラベンダーには優れた鎮静作用があり、心と身体を鎮静させてくれます。心をリラックスさせる作用があるため不眠のときや、心を落ち着かせたいときに効果的です。身体には、かゆみや炎症を抑える作用、消毒殺菌、抗ウイルス作用があるため、スキンケアに利用されます。また筋肉痛や感染症にも効果的です。自律神経を整え免疫力を上げる効果もあります。
ラベンダーの活かし方
ラベンダーの効能・効果を利用して心と身体のバランスを整えましょう。
寝つきのわるいとき・リラックス
芳香浴・・・アロマポ。ットやアロマライトで香りを拡散させたり、ハンカチやティッシュに精油を垂らし枕元に置くと良いでしょう。
足浴・・・足が冷えて眠れない人は洗面器にお湯をはり精油を数滴落とし5分から10分温めましょう。
ブレンドするなら・・・クラリセージ、ローマンカモミール、ネロリ
緊張をほぐす

湿布・・・洗面器にお湯をはり精油を垂らしタオルを温めます。これを顔にあてゆっくり呼吸します。
芳香浴・・・ハンカチやティッシュに垂らしてゆっくり呼吸をします。
ブレンドするなら・・・ローマンカモミール、クラリセージ、ゼラニウム
筋肉痛
マッサージ・・・ベースオイルに精油を混ぜてオイルを作り、痛みのある部分をマッサージします。さするだけでもよいでしょう。
ブレンドするなら・・・ローマンカモミール、レモン、ゼラニウム、レモングラス
目の疲れ
湿布・・・洗面器にお湯をはり精油を垂らしタオルを温めます。これを目元にあてゆっくり呼吸します。
ブレンドするなら・・・ベルガモット、レモン、カモミールローマン
胸やけ
マッサージ・・・ベースオイルに精油を混ぜてオイルを作り、胸のあたりを優しくマッサージします。
ブレンドするなら・・・ゼラニウム
火傷
洗面台に冷水を入れ、精油を垂らします。ハンカチやタオルで患部に当てると冷湿布の効果があります。
ブレンドするなら・・・カモミールジャーマン
ラベンダーと相性の良い香り
ラベンダーを使用する場合は、同じフローラル系の香りとブレンドすると良いでしょう。また柑橘系やオリエンタル系の香りとも相性が良いとされています。ラベンダー単品でも効果的ですが、他の精油と合わせることで香りの変化を楽しめ、より効果が持続します。
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