きれいな小顔を目指す方には、すっきりラインが手に入る「ボトックス注射」がおすすめです!ボトックス注射は、ハリウッド女優やモデルさんの多くが定期的におこなっています。日本でも多くの方が手軽な美容法の一として取りいれています。
ボトックス注射の名前は聞いたことはあるけど、どういいうものなのかはわからない。興味があるけどまだチャレンジしたこと無い方に。ボトックス注射の基礎知識と効果をご紹介します。
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ボトックス注射とは何?
ボトックスは、ボツリヌス菌から抽出されたたんぱく質の一種で、顔面痙攣の治療薬として厚生省に認可されている医薬品です。このボトックスを注入すると、脳の神経から伝達されるアセチルコリン(筋肉の収縮時に生産される物質)の分泌が阻害され、一過性の筋肉麻痺(筋肉の収縮を抑制)を生じさせます。
結果、ボトックスを表情筋に注入し麻痺させることで、顔の気になるシワを軽減・消失させたり、エラに注入することで筋肉の働きを多少麻痺させ筋肉を細くさせることで、フェイスラインをシャープに見せることが可能となる美容治療法です。その他、ワキガ、多汗症、顔面・眼瞼痙攣、ふくらはぎの痩身などの治療にも幅広く使われています。
ボトックス注射の適応部位と効果
ボトックス注射の適応部位としては、額、目尻、眉間、鼻根、口上、あごなどがありますが、ボトックスを注入するとどんな効果が期待てきるのでしょうか。特にボトックス注射をすることの多い、眉間やおでこの深いシワやあごのエラの張りが下記のように改善していきます。持続期間は一般的に治療後2~10日で効果が表れ、4ヶ月~6か月、長くて1年ほど効果が持続します。
シワの軽減して若々しい表情に
加齢や日々の表情のくせによってできてしまった、おでこや眉間、目元、口元などの深いシワ。スキンケアやマッサージをしてもなかなか消すことができません。ボトックス注射はそんな頑固なシワも解消できます。ボトックスの効果が一定期間、顔の筋肉を麻痺させシワを解消してくれます。深く老けて見えるシワが解消されれば、若々しい表情が手に入ります。
エラの張をすっきり小顔に
エラが張っていると、どうしても顔が大きく見えてしまい、なかなか憧れの小顔には近づけません。このエラの張を解決してくれるのがボトックス注射で実現可能になります。ボトックスをエラ骨の上の頬部分に注入することで、咬筋(エラの筋肉)が細くなりエラの張を抑えスッキリした小顔になることができます。
ボトックス注射のメリット
・手術をおこない治療のため、短い時間で回復する。
・最短で、ボトックス注射後3日程で効果が現れ7日後には実感できる。
・麻酔の必要がない。(必要な場合は麻酔も出来る。)
・治療後のダウンタイムが少ない。
・シワの軽減・解消が期待できる。
・美容整形よりも費用が安い。
・治療後直後からメイクや洗顔ができる。
ボトックス注射のデメリット
・注入量により、自然な表情がなくなる。
・効果が3~6ヶ月で半永久的ではない。
・副作用がでる場合もある。
・医師のスキルに差がある。
・安全性、信頼性の低い製薬がある。
ボトックスの種類
ボトックスには、様々な種類があります。現在、日本の美容分野でボトックスとして使用している薬剤は、イギリス製、韓国製、中国製、ドイツ製など多くの種類が存在しますが、正確には、アメリカのアラガン社が開発したA型ボツリヌス毒素抽出成分が国際商標登録名となります。
また、アラガン社が開発した「ボトックス」は、日本の厚生労働省が安全性と有効性を認めた唯一のボツリヌス菌製薬剤なので、安心して使用できる薬剤となります。他の製薬会社のボツリヌス菌製薬剤もきちんとした効果がみられ、価格も安価なものもあるので、ご紹介していきます。
ボトックス(アラガン社/アメリカ製)
世界で一番普及しているA型ボツリヌストキシン製剤です。薬剤はフリーズドライの粉末になっておりバイアルに封入された状態で冷蔵され供給されています。費用は高めですが、厚生労働省が認めた唯一のボツリヌス菌製薬剤なので、安全性と信頼性はとても高い薬剤となり安心して使用できます。
ボトックスビスタ(アラガンジャパン社、グラクソ・スミスクライン社/日本)
アラガン社の日本法人のアラガンジャパン社、グラクソ・スミスクライン社が販売しているA型ボツリヌストキシン製剤です。アメリカにあるアラガン社の製造工場から徹底した管理の元日本へ輸入されています。
ボトックス(アラガン社/アイルランド)
アラガン社の正規品で、ボトックスビスタよりも安価な製剤のため、国内の美容クリニックなどでは多く使われいます。輸入代行業者や密輸入業者からの個人輸入となることが多い為に輸送過程に問題があることが多いとされています。そのため、薬剤の品質に劣化がみられる心配があります。通常は冷蔵されている薬剤ですが、輸入過程で冷蔵保存されずに効果が激減した薬剤も存在します。
ディスポート(イプセン社/イギリス)
ボトックスど同時期に開発されたFDA認可の下りたA型ボツリヌストキシン製剤です。主にヨーロッパで多く使用されています。ボトックスよりもシワに効果が高いとも言われています。希釈液剤になっており、注入後の拡散の仕方はボトックスとは異なります。
ニューロノックス(メディトックス社/韓国)
KFDA(韓国食品医薬品安全庁)の認可が下りているA型ボツリヌストキシン製剤です。ボトックスと同じ効果が期待できると言われています。
メディトキシン(テピョンヤン社/韓国)
KFDA(韓国食品医薬品安全庁)の認可が下りているA型ボツリヌストキシン製剤です。ニューロノックスと同等の睥品販売元はメディトックス社です。
リジェノックス(HANS biomed社/韓国)
アラガン社のボトックスと同じ、KFDA(韓国食品医薬品安全庁)の認可が下りているA型ボツリヌストキシン製剤です。世界30か国で使用されている後発医薬品(ジェネリック)です。価格も安価なため日本でも多くの症例があります。
ゼオミン(メルツ社/ドイツ)
アメリカのFDAの承認を受けているA型ボツリヌストキシン製剤です。含有たんぱく質がほとんどなく、何度注入しても効き目が無くなることが無いと言われています。日本ではボトックスよりも高い価格で使用している美容クリニックもあります。
BTXA(Lanzhou社/中国)
中国製のA型ボツリヌストキシン製剤です。安価な製剤なため、ボトックスよりも1/4~1/5の価格で治療を受けることができます。ただし、成分に豚のコラーゲンが入っているために他の製剤よりもアレルギーが反応がみられることが高くなります。また品質にも問題がみられる場合があるので注意が必要です。
ボトックス注射の費用
ボトックス注射は自由診療になるため、美容クリニックごとに価格は異なります。また、注入するパーツや使用する製薬の種類によって価格も大きく異なってきます。料金相場の平均価格は、額・目尻・眉間のシワは2万~5万位、鼻・首・アゴのシワは3万~5万位、エラ・小顔は5万~10万位、顔全体は10万前後となっています。
ボトックス注射をする前に!
ボトックス注射をおこなえば、確実にきれいな小顔が手に入ります。自然な形で小顔になるため、周りに気づかれる心配もありまん。また美容整形に比べると手軽におこなえます。
注入する部位や使用する製薬によっては高額になる場合がありますので、美容クリニックを訪れる前に、しっかり施術内容や費用を検討・比較していきましょう。また、丁寧なカウンセリングやアフターケアをおこなっているクリニックを選ぶことをおすすめします。
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