ダイエットをしても、なかなか痩せないと言われる「太ももの内側」。よくよく自分の太ももを見てみると、スキマがなく、むっちりしている!なんだかぼってりしていませんか?
太ももがくっついていると、なんだか太って見えますので、なんとかして細くしたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
実は太ももの内側をピンポイントで細くする方法もあるんです。ちょっとした筋肉を鍛える運動をするだけで、内ももはみるみる細くなり、脚の形もよく見えます。知っていると知らないとでは大違いの「太ももの内側に効くダイエット法」をご紹介致します。
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内ももが太くなってしまう原因2つ

太ももにスキマがあり、すらっと伸びたモデルさんの足、憧れてしまいますよね。
両太ももの間にスキマがなく、むっちりした肉厚な太もも。なんとか解消する方法はないものでしょうか!
まずは、太ももの内側が細くならない原因を見てみましょう。
原因1 脂肪
むっちりとした太ももの原因は、脂肪と体内の余分な水分やコラーゲン繊維が結合したセルライト、または脂肪そのものによる場合が多いです。このセルライトは、なんと女性の90%が持っているのだとか。
内ももに脂肪がつくとやっかいですが、リンパマッサージやスクワット、ストレッチなどをやることによって、また、ついつい組んでしまう足組みをやめるなどの生活習慣を改めることによって、徐々に解消していきます。
また、ヒップが下がってしまっているタイプの人もお尻の脂肪に圧されて内ももの脂肪が横に広がっている場合もあります。もしかして?と思った方は、鏡の前でお尻を上に持ち上げてみてください。
持ち上げた際に内ももがすっきりした!という方は、後述のトレーニングに合わせて、ヒップアップも目指すといいでしょう。
原因2 ゆがみ
ダイエットをしているのに、どうしても内ももだけが痩せられない、と言った経験を持つ方は多いです。その原因のひとつには、体内の余分な水分や脂肪細胞や繊維で構成されたセルライトが原因の場合も多いですが、このもっちりとした太ももには「脚のゆがみ」も関係がある場合も多いです。
「内転筋」という太ももにある筋肉がゆがみ、衰えると骨盤を開きにくくしてしまいます。
そもそも骨盤は、たくさんの骨に支えられて形成されており、骨を支えている靭帯を内転筋が支えています。
しかし、この内転筋が衰えると骨盤自体のバランスも崩れてしまい、体も太ももの外側でバランスを保とうとするため、脂肪がつきやすく、太ももの形がぼってりと大きくなってしまうのです。
また、この状態はO脚やリンパの滞りの原因にもなっています。
内転筋を鍛えよう
なかなか内ももが痩せられない原因は「内転筋」の弱りです。ぼってりとした太ももには太ももの内側の「内転筋」を鍛えることが必要です。内転筋が衰えている場合、太ももの内側についているのはただの脂肪です。
内転筋を鍛えることにより、引き締まった内ももを手に入れることができるのです。そのやり方とはどうやるのでしょうか?
ワイドスクワット
内転筋を鍛えるには、「ワイドスクワット」も有効です。そのやりかたは、
- 肩幅の2倍程度まで足を広げ、つま先と膝を少し外側に向けて立ちます。
- 手を腰に置き、太ももが床と並行になるくらいまでゆっくりと体を沈めます。ちょうど、お相撲さんの「股割り」のような格好ですね。
このとき、ゆっくりとやるほうがきついですが、効果はあります。このエクササイズの注意点は反り腰やへっぴり腰にならないよう、また、つま先の方向が外側に向いているかを注意して10回×3セット実施しましょう。
これにより内向き加減の骨盤も外に向かって引っ張られるため、次第に正しい位置に戻っていきます。
負荷が高いトレーニングですので正しい方法で行わないと、けがの元となってしまいます。はじめてのトレーニングの際はフォームに注意して取り組みましょう。
次ページ:足パカ
足パカ
フィットネス用語では「レッグアダクション」とも呼ばれる「足パカ」です。
- 仰向けに寝て両足を垂直にあげます。
- その足を左右にパカっと開きます。このとき、息を吸いながら行って下さい。
- 息を吐きながらもとに戻します。
- このエクササイズを10回行います。
10回でも腹筋をかなり使いますので、きついと思います。腹筋の運動にもなりますので一石二鳥です。
椅子に座るときにも鍛えられる
日常生活では椅子に座ってる時間が長い人もいますよね。座ったままで「内転筋」を鍛えられるエクササイズもあるんです。
それは椅子に浅めに腰掛け、膝が離れないようにして座ることです。膝が引っ付けるようにキープしようとすると、知らず知らずのうちに、内ももに力が入っていませんか?
この時、膝をずっとくっつけているのがつらい、と感じている人は内転筋が衰えてしまっている証拠です。頑張って鍛えましょう。
内転筋がそこまで衰えていない人でも長時間これをキープしようとすると、けっこうたいへんですが、数ヶ月続けると内ももは細くなっていきます。
また、これよりもさらに負荷をかけた方法があります。会社のオフィスなどでは難しいかもしれませんが、在宅ワークの方や、家でテレビを見ている時間などに癖づけるとより高い効果を実感できます。
それは、正しい座り方で座った後、電話帳や厚めの雑誌を膝で挟むことです。落とさないように注意する必要があるため、作業に集中していたらいつのまにか膝が離れていた、ということも防げます。
膝の向きを正しく矯正
まっすぐに立った状態で膝が内側に入っている人や、内股の人は「内転筋」が弱っていると言えます。膝を正しい向きに矯正することが必要です。といっても、病院に行ったりする必要はありません。
足を組まない
まずはゆがみの原因から解消しましょう。足を組んで座ると、内転筋を使わないで済むため、楽に座れてしまいます。つまり頻繁に足を組む癖があるのは、太ももの内側が弱っているという証拠であり、この積み重ねがゆがみの原因になっています。
したがって、足を組まないことも、内側太もものダイエットの重要なポイントとなります。骨盤はがっしりとしていて頑丈なようで、とても繊細なのです。
加えて、下になった方の足は、血流が悪くなり、むくみがひどくなります。ミニスカートで足を組むのがカッコイイかもしれませんが、いつも組む癖がある人は気をつけるほうがいいでしょう。
足を組む以外にも、よく胡坐をかいたり、いわゆる女の子座りをよくする人も骨盤がゆがんでいる可能性がありますので、注意しましょう。
ストレッチで矯正
ストレッチで内もも太りを解消できる方法もあります。
- 床に座って足を投げ出し、左足だけを伸ばし、右足は折って体に近づけておきます。
- 伸ばした左足のかかと、手、右足すねの3点でバランスを取り、体を前に起こします。
- 背中を丸めないように注意して、重心を前にしたり戻したりを繰り返します。
- 同様に右足を伸ばし、左足を折った状態でも行います。
こうすることで内ももの筋肉が伸ばされ、徐々に正しい位置に戻っていきます。驚くほど簡単ですが、背中を丸めたりすると効果は半減してしまいますので、注意しましょう。
プロの手に頼るのもあり
また、足痩せをプロの手に委ねるのもひとつの案です。最近では、各エステサロンでも、足痩せコースがあり、初回は無料、もしくは数百円という場合もあり、カウンセリングもしっかりしているので、自分に合っているかどうかを確かめてから申し込むのもいいでしょう。
たいていのサロンでは、まず老廃物を出すマッサージをしてから、エステサロンでしか体験できないマシーンを使って施術をします。中には一回の施術で3センチも痩せたなどというケースもあるそうです。無駄な老廃物やリンパを流すだけで、こんなにも劇的な効果があるのです。
もちろん、本格的な施術を申し込み、それが完了するには、数ヶ月を必要とします。また、その費用も10数万円はかかってしまいますが、これでモデルのような脚が手に入るのであれば、選択肢に入れるのも良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?ダイエットをしても太ももの内側だけが痩せない、まっすぐ立っている時に膝が内側を向いている、内股だと言われた、という人は、内ももの「内転筋」が弱っている可能性があります。
この「内転筋」を鍛えることは、そんなに難しいことではありません。スクワットやストレッチなど、ジムに行かずとも自宅でできるエクササイズで鍛えることができます。
これらのエクササイズを毎日無理なく続けることで、だんだんと骨盤が正しい位置に向くようになり、太もものスキマも空くようになりますので、お試しください。
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