
メイク落としの中でも、クレンジングオイルは化粧品と同じ油分を使って洗うので、しっかり落としてくれる優秀な商品です。しかし、洗浄力が強いのと比例して肌への負担も強くなるため、使い方に注意する必要があります。
今回は、あなたの素肌を守るためにクレンジングオイルの使い方と注意点、おすすめのアイテムを紹介します。
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1.クレンジングオイルの正しい使い方

まずは、クレンジングオイルの正しい使い方を覚えましょう。正しい使い方が身につくと、肌への負担がなくなり調子もよくなってきます。
手順ごとに簡単にまとめましたのでご覧ください。
1.手を洗い、菌を取り除く
まずは洗顔の基本中の基本として、しっかり手を洗い、指や爪などに付着している雑菌を取り除きましょう。
手を洗わずに洗顔をしてしまうと、雑菌が顔に広まってしまいます。体調不良で免疫力が弱っていたりすると、目や鼻などの粘液に付着した雑菌から炎症を起こしてしまう可能性もありますので、面倒がらずに洗顔する際には必ず手を洗ってから始めましょう。
2.目元や口元のメイクは先に落とす
目元や口元などのポイントメイクをしている部分は、他の部分と一緒に洗おうとすると落としきれなくなってしまうため、ある程度先に落としてしまいましょう。
無理に落とそうとすると肌への負担になってしまいますし、マスカラなど落としにくい部分と一緒に落とそうとすると、ベースメイクにクレンジングオイルが十分に届かず落としきれないこともあります。
3.必ず手を拭いてから手の平にオイルを出す
手を拭かずに濡れたままの手にクレンジングオイルをのせてしまうと、手の平の中でオイル成分が薄くなってしまい、メイクを落とす際に必要以上に擦ってしまうため、肌に余計な負担をかけてしまうことになります。
商品の使用上の注意事項にも、「乾いた手で使用してください」などのような記載してあります。中には濡れた手で使用しても良い商品もありますので、購入の際に確認しておきましょう。
4.Tゾーンから肌にのせてなじませる
クレンジングオイルはまず顔の中でも皮脂の分泌量が多いTゾーンから肌にのせて徐々に全体になじませていきます。
こうすることでメイクとともにTゾーンの余分な皮脂もすっきり落とすことができます。
5.少量の水で乳化させてからなじませる
肌になじませるときは、クレンジングオイルを少量の水で入荷させてからなじませると肌に負担をかけず落とすことができます。
クレンジングオイルは、手に取った後に少量の水をまぜると水分と油分が混ざり合って白色になり、これを乳化といいます。乳化させることでクレンジングオイルが柔らかくなり、全体にまんべんなく伸びやすくなることで、メイクを洗い流す際に楽に落とすことができます。
6.洗い流すときはぬるま湯で
洗い流すときはぬるま湯で行うと肌への負担が少なく落としやすくなります。
熱めのお湯は肌への負担が大きいので止めた方が良いです。また、逆に冷たい水ではオイルを落としきれず汚れが残ってしまうため、一番汚れを落としやすく肌への負担が少ないぬるま湯で洗い流すのがベストです。
7.よく泡立てて洗顔する
クレンジングオイルを流した後はよく泡立てた洗顔料で優しく洗顔しましょう。
イメージは、泡で顔を包み込むようにのせ、軽く動かしながら泡そのもので洗うようにすると肌への負担が少なく、汚れをきれいに落とすことができます。泡が潰れないようしっかりと泡立てるのがコツです。
泡がきめ細やかであればあるほど潰れにくく細かい部分まで入ってきれいに洗うことができます。
8.清潔で肌触りのよいタオルで優しくふき取る
洗顔後は清潔で肌触りのよいタオルを使って優しくふき取りましょう。何かに使って濡れたままのタオルでは雑菌が繁殖している場合があり、そのまま使用すると雑菌が顔に付着してせっかくキレイにした意味がなくなってしまいます。
また、目の荒いゴワゴワしたタオルだと、繊維で肌を傷つけてしまったり、抜け出た繊維が顔に付着して汚してしまうことがあります。せっかくキレイに洗顔できたのですから最後のふき取りまでしっかり行うと素肌を守ることができますよ。
2.クレンジングオイルの注意点
クレンジングオイルはその特性から使用する際にはいくつか注意点があります。
では、どのように注意して使用すればよいかをみていきましょう。

1.乳化させるとすすぐときに水をかける程度で楽に落とせる
クレンジングオイルは「油」なので、油分を含んでいるメイク用品となじみやすい反面、洗い流す水(お湯)とはなじみにくい性質があります。
ですので、先に少量の水となじませて乳化させたものを使用することで洗い流すときになじみやすくなり、必要以上にこすることなく水をかける程度で楽に落とすことができます。
2.乳化なしの場合すすぎに時間がかかり力を入れてしまい、洗顔後肌がつっぱる
逆に乳化せずに使用した場合は、洗い流す際にクレンジングオイルと水(お湯)がなじまず、すすぎきるまでに多くの時間と余分に擦る力がかかってしまうため、肌に負担がかかりすぎて洗顔後につっぱってしまいます。
肌は繊細なのでできるだけ余計な負荷はかけたくないものです。
3.クレンジングしながらマッサージはしない
クレンジングオイルの使い心地からついクレンジングしながら顔のマッサージをしたくなりがちですが、絶対にやめましょう!
クレンジングオイルは洗浄力が強いため、マッサージをすると肌に負担がかかりすぎてしまいます。使用するときには力まず指で優しくメイクとなじませてあげましょう。
4.クレンジングオイルの使用は油性の汚れがある日だけ
クレンジングオイルを使用するときは、メイクをしたときや日焼け止めを使用したときなど油性の汚れがある日だけ使用するようにしましょう。
皮脂を落とす目的でノーメイクのときに洗顔前にクレンジングオイルを使用することは肌に必要な油分まで落としてしまうことになりますので絶対にやめましょう。
5.洗浄力が強い
クレンジングオイルはジェルタイプやミルクタイプと比べると洗浄力が高いのが特徴です。化粧品の成分と同じである油分で落とすので、メイクを落とす力は一番です。
しっかり濃い目のメイクをしたときにはクレンジングオイルを使用してきっちり落としてあげるのがオススメです。
逆に、薄めのメイクのときにはクレンジングオイルよりクレンジングミルクなど洗浄力が弱いもので落としてあげた方が肌への負担が少なく済みます。
6.十分な量でクレンジングする
洗浄力が高いからといって少ない量で落とそうとしてはいけません。少量で落とそうとすると顔全体に十分なじませることができずにメイクを落としきれなかったり、無理に落とそうとしてゴシゴシ擦ってしまい肌に負担をかけてしまいます。
適切な使用目安が商品に記載されていますので、十分な量を守ってクレンジングするようにしましょう。
7.肌に合わないときは使用しない
クレンジングオイルは他のクレンジング剤に比べて洗浄力が高いものですので、使用してみて肌に合わないときはすぐに使用を中止しましょう。
クレンジング剤の中には、洗浄力を強くするための成分や、長く使用できるようにするために防腐剤が入っているものがあり、アトピーなど肌の弱い方には合わない商品もあります。
商品の裏面には配合成分が記載されていますので、肌に良くない成分が入っていないか購入時にチェックしてみるのも一つの手段です。
8.皮脂の分泌量が多いTゾーンにぴったり
クレンジングオイルは皮脂の分泌量が多いTゾーンのメイクもすっきり落としてくれます。
Tゾーンは顔の中でも皮脂が多く発生しやすい部分です。オイルなら油分でなじませ、メイクと一緒に余分な皮脂も落とすことができます。
9.落ちにくいポイントメイクを落とすのにも向いている
クレンジングオイルは落ちにくいマスカラや口紅などのポイントメイクを落とすのに向いています。
リキッドタイプなど他のクレンジング剤に比べると垂れにくく、油分を含んでいるものにはなじみやすいので、落ちにくいウォータープルーフのマスカラや落ちにくい仕様の口紅を落とすときには最適です。
おすすめクレンジングオイルランキング10選
せっかく使うのですから、しっかり落とせて肌にも優しい成分を使ったクレンジングオイルを選びたいですよね!
そこでおすすめのクレンジングオイルをランキング形式で紹介します。

1位 ファンケル マイルドクレンジングオイル
ホームページに記載があるように、ファンケルのマイルドクレンジングオイルは「こすらず、するん」と落とすことができ、肌にかかる負担がとても軽いのが特徴です。なのに濃い目のポイントメイクもしっかり落としてくれるスグレモノです。
さらに、防腐剤や界面活性剤などが入っていない無添加クレンジングオイルなのも魅力です。初めての方は通販限定でトライアルサイズが購入できますので、肌に合うかどうかも気軽にお試しできます。
2位 アテニア スキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ
こちらの商品は、年齢とともに悩みの種となる肌のくすみをクレンジングオイルで除去してくれるという画期的な商品です。
また、厳選された4つの植物オイルを配合しているので、肌のくすみを洗い流し、くすみを防止し、うるおいを守り、毛穴・角栓・皮脂のケアを同時にしてくれるという贅沢な商品になっています。濡れた手でも使用できるのも魅力です。
3位 エクスボーテ エクストオイルクレンジング
エクスボーテの特徴は、摩擦から肌を守る弾性のある「エアクッションオイル」であることです。オイルとは思えないほど素早くメイクになじみ、すっきり水で落とすことができます。
また、エアクッションというだけあってクッションのように優しく肌にふれ余分な力をかけて擦らなくてもきれいに落とすことができます。こちらの商品も濡れた手で使用できます。
4位 カウブランド 無添加メイク落としオイル
こちらの商品は無添加にこだわり、防腐剤のほかアルコールや鉱物油など刺激となる成分を全てカットしているとことん肌にやさしい商品です。主な成分が植物性オイルですので、敏感肌の方も安心して使用できます。
まずはホームページから無料サンプルセットの注文ができますので、気軽にお試しできるのも大きな魅力です。本体は詰替え可能なタイプですので環境にもやさしいですね。
5位 アンフィネス メルティング ディープ クレンズ IA
こちらは化粧品メーカーアルビオンから販売されている商品です。バームタイプのクレンジング剤ですので、肌にのせやすく隅々までひろげやすいのが特徴です。毛穴の奥までしっかり落とすことができます。
6位 ちふれ クレンジング オイル
良品安価そろいのちふれですが、クレンジングオイルも優秀です。ノンアルコールで肌にもやさしく、オイルの伸びもよく素早くなじみます。水なじみがよく、素早く洗い流せるのも魅力です。
すすぎにかかる時間が短いので、洗い流した後も肌がつっぱりません。何より価格がお手頃ですし、詰替えも可能なので魅力です。ドラッグストアなどでも購入できるのも良いですね。
7位 無印良品 マイルドオイルクレンジング
こちらも良品安価の品揃えが有名ですが、無印はとにかく品揃えが豊富です!
商品ページは200mlを掲載していますが、この他大容量の400mlタイプや携帯用の50mlタイプもあります。また、敏感肌タイプの商品もあります。
成分もオリーブオイル、ホホバオイルなど植物性オイルが配合されているほか、天然うるおい成分としてアンズ果汁と桃の葉エキスが配合されています。洗顔フォームとセットになったトラベルタイプもありますので、旅行や出張のときにも手軽に使用できますよ。
8位 THREE バランシング クレンジング オイル
有名美容雑誌が選ぶベストコスメクレンジング部門で第1位を獲っている実力派の商品です。天然由来成分88%の表示どおり、ベルガモットやローズマリーの精油やホホバオイル、アルガンオイルなどの植物性オイルで作られている肌にやさしい商品です。
落ちにくいUVケアやウォータープルーフのマスカラもするんと落ちる洗浄力が魅力です。シンプルなボトルデザインもオシャレですよ!
9位 シュウ ウエムラ ブランクロマ ブライト&ポリッシュ クレンジング オイル
汚れを吸着する粘土から抽出したモロッコ溶岩クレイを配合したクレイinクレンジングオイルというほかにはないタイプの商品です。
肌の明るさや透明感に加え、汚れをきれいに落としてにごりのない均一感のある澄んだ肌を目指し美容液成分を配合している高級で贅沢な一品です。品質相応のお値段ですので、頑張った自分へのご褒美のときにいかがでしょうか。
10位 ハイピッチ ディープクレンジングオイルW
「お風呂でも使える」がウリなので濡れた手でも使用できるのが魅力です。
こちらは無香料・無着色・無添加でニキビなどになりにくい成分を使用しているほか、天然のオレンジオイル・ユーカリオイルでアロマ&スキンケア効果も期待できる商品です。詰替えも可能です。ドラッグストアなどでも販売しているので購入しやすいのも良いですね。
まとめ

いかがでしたでしょうか。クレンジング剤にはオイルのほかにもジェルタイプやミルクタイプ、リキッドタイプなど様々な種類があり、化粧品に近い成分であるほど落ちもよくなりますが、肌への負担もかかります。
メイクに合わせてクレンジング剤を使い分けることができればキレイな素肌を守ることができますよ。しっかりメイクをした後は上記を参考にクレンジングオイルでキレイに落としてあげましょう。
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