美肌とは一体どのような肌状態のことを指すのでしょうか。
赤ちゃんの頬のようなハリ、キメの細かさ、潤い、ツヤを持っていれば美肌といえます。
誰しも美肌で生まれてきたのですが、加齢、生活習慣などが原因でどんどん肌が変わってしまいます。
美肌であり続ける、また美肌に戻すスキンケアの習慣を身に付ければいつでも美肌でいられるようになります。美肌は1日にしてならず!この記事では、そんな美肌作りのスキンケア習慣をご紹介していきます。
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美肌作りのスキンケア対策
洗顔前の蒸しタオル習慣
蒸しタオルは簡単に作ることができます。
洗顔前に蒸しタオルを顔にのせ、毛穴を開いてから顔を洗うと毛穴の奥の汚れがしっかり落ちます。蒸しタオルの作り方はタオルを水で濡らし軽く絞り、ビニール袋に入れ、電子レンジで30秒~1分温めます。
一度タオルを開き熱すぎない程度に温度調節をおこなって下さい。夏の暑い時には蒸しタオルをのせ洗顔した後、冷蔵庫で冷やしておいたもう一枚のタオルをそのあとのせるのも効果的です。
洗顔の正しいやり方を身につける
美肌になるためには洗顔の手入れ方法も大切なひとつです。まず、水の温度はぬるま湯で温度は32度が適温です。乾燥肌の人は25度程度にします。洗顔料は、しっかり泡立てやさしくなじませるようにします。
手のひらにぬるま湯をとり、やさしく落としていきます。強いシャワーを顔面にあてて流すことはやめたほうが良いです。皮脂をとり過ぎてしまい乾燥の原因になってしまいます。
拭き方は、ゴシゴシではなく、水分を取る程度で大丈夫です。もの足りないくらいが良いそうで、洗顔は1日2回にします。洗いすぎはかえって美肌から遠ざかっていきます。また、泡立てネットや洗顔用ブラシなどのグッズを用いて洗顔することもおすすめします。
スキンケアは補助で、自分の肌で美肌になる力を持つということが大事なことです。
保湿をはやめにする習慣
入浴後、湯気で毛穴が開いた肌は、栄養が浸透しやすい状態です。下着を身につけるより先に化粧水です。同じコスメを使っていても浸透率が格段に上がり効果がでます。美肌に差がつきます。
毎日の肌状態を知る習慣
肌の調子は日によって変わります。同じ量の化粧水や乳液をつけることを習慣にせず、化粧水をつけた後に肌に触れてみて、まだ化粧水が入りそうかを感じ取るようにします。
また、化粧水が肌にしっかり浸透しないうちに次のステップへとどんどん重ねるのは肌にはあまり良くないようです。少し時間を置く習慣をつけます。例えば化粧水、歯磨き、乳液、着替えのように他の動作を挟むくらいがスキンケアにはちょうど良いようです。
また、コットンの使用は化粧水などをより均等に肌へ浸透させてくれるお役立ちアイテムです。優しくパッティングするように使うのが好ましいです。
風呂の蒸気もスキンケアの役立てる
湯気のこもったお風呂でスキンケアコスメを活用すると浸透がよくなり美肌作りに繋がります。シートマスクも湯船に浸かりながら行うことで効果が倍増します。その上から更にシリコン製のシートマスク用のマスクなどのグッズの使用でより効果を高めてくれます。
そして、洗顔後に保湿クリームをたっぷりつけて入浴をし、髪や体を洗ったあとでクリームを洗い流します。
保湿クリームにユースキンやニベアを使うのもおすすめです。リーズナブルで効果がしっかりでてくることが毎日の習慣には欠かせないことです。自分の肌にあった保湿クリームでモチモチ肌を実感できるはずです。
必ず湯船に浸かる習慣
湯船に必ず浸かることが美肌作りには欠かせないことです。湯船につかることのメリットをご紹介します。
①水圧作用により、体表面だけでなく皮下組織に水圧がかかるので、足に溜まった血液が心臓に向かい押し上げられ心臓の働きが活発になります。このことにより血液やリンパの流れが良くなって内臓の機能を上げる効果もあります。また、水圧作用により、ウエストが3~6センチ細くなることもあるようです。
②温熱作用により皮膚の毛細血管や皮下の血管が広がることで血流が良くなり、体内の老廃物や疲労物質の除去、コリなどがほぐれ、疲れがとれます。自律神経をコントロールする作用が出てリラックス効果がうまれてきます。
③湯船に浸かることで血行が良くなり毛穴が開くので、余分な脂質や毛穴の汚れ、老廃物を綺麗に流すことができるのでデトックスに効果的であるといえます。
上質な睡眠をとる習慣
睡眠不足は、成長ホルモンが分泌されず、血行不良、肌荒れ、体内リズムが狂うことによる体調不良と悪循環をどんどんおこしてしまいます。寝だめをするという人もいますが、これも体にはよくないようです。
早寝早起きをすることが良質な睡眠をとるということになります。また、肌が生まれ変わるミラクル作用が体内に起こるゴールデンタイムが22時~2時までの4時間、寝ないと損な時間といえます。
美肌を形成するための食べ物
美肌への近道は食事バランス
お肉や魚も適度な量をとることで、肌細胞をつくる大切なエネルギー源になります。
また、ビタミンB群は、吹き出物などの肌トラブルを改善する効果があります。ビタミンEは、血行を促し新陳代謝を高め、ビタミンCは、シミの緩和や予防に努めます。
ビタミンAに関しては、皮膚の粘膜の働きを活性化し、ツヤのある肌作りに役立てられます。このように外側からだけではなく内側から美肌作りを習慣化することでより美しい肌を手に入れることになります。
美肌を作るビタミンCを毎日摂る
ビタミンCは、コラーゲンの生成を助けます。その作用から体の酸化防止をしてくれます。また、ストレスの緩和作用があることから副腎皮質ホルモンの合成に欠かせないものです。傷口を早く治す時や肌のターンオーバーにも欠かせない存在といえます。
メラニンの色素沈着を防ぐので美白にも繋がります。ビタミンCは、たくさん摂っても体に蓄積しないので毎日とる方が良いといえます。ビタミンCを多く含む食品は、グァバ、アセロラ、キウイ、キャベツ、じゃがいも、ニガウリ、柿などがあります。
皮膚を綺麗にするビタミンB群を毎日摂る
ビタミンB群の働きは主にたんぱく質、エネルギー源などの代謝、肌の新陳代謝を促進する作用があります。疲労回復やニキビ治療などに効果があるのでサプリメントには必ず含まれているビタミンです。
ビタミンB群も水溶性のため、体に蓄積することがないので毎日摂るようにすることが美肌には欠かせないことです。ビタミンB群を多く含む食品は、豚肉、レバー、豆類、まぐろ、牛乳、卵、穀類の胚芽などあります。
美肌を保つビタミンAを毎日摂る
ビタミンAは皮膚の粘膜を健康にし、抵抗力を高めてくれます。緑黄色野菜に多く含まれるカロテノイドがプロビタミンAと呼ばれ、体内でビタミンAに変わっていきます。
また、緑黄色野菜に含まれるβカロテンは油と相性が良いので野菜炒めなど油を使う料理で一緒に摂取すると吸収力があがります。ビタミンAが多く含まれる食品は、緑黄色野菜、レバー、うなぎ、チーズなどがあります。
若返り肌をつくるビタミンEを毎日摂る
ビタミンEには強い抗酸化作用があり、活性酸素から肌を守ることができ、細胞の酸化を防ぐので老化を遅らせる効果があります。別名を若返りビタミンと言われているようです。
また、血行が良くなり、肌の再生に必要な栄養を運びやすくしてくれるため、乾燥肌、シミ、そばかすを解消してくれます。ビタミンEが多く含まれる食品は、ナッツ類、植物性油、かぼちゃ、モロヘイヤなどあります。
腸内環境を毎日整える食品を摂る
乳酸菌は腸内で悪玉菌の増殖を抑えることができます。腸内環境が乱れると悪玉菌の毒素が作られてしまいます。乳酸菌の出す酸によって悪玉菌をやっつけるようにすることが、腸内環境を整え美肌作りにつながっていきます。乳酸菌を多く含む食品は、漬物、ヨーグルト、チーズ、みそ、醤油などがあります。
美肌形成するために気をつけること
美肌作りに欠かせないことは、肌にストレスを作らないことも重要なことです。例えば、タバコを吸うことは、ビタミンCを破壊することになります。
また、運動不足、睡眠不足なども肌に良くないことです。まずは、生活習慣を改善することが美肌になっていくポイントのようです。美肌作りは1日してならず!これを知れば美肌への近道です。ぜひ、毎日の習慣に取り入れてみてください。
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