
アロマテラピーを楽しみ方は様々ありますが、その中でも、気軽にアロマテラピーを楽しめる方法として多くの人が使っているアイテムがディヒューザーです。ディヒューザーの種類やディヒューザーを使ってアロマテラピーを楽しむ方法をご紹介します。
ディヒューザーってなに?
ディヒューザーとは、芳香浴をするときに、精油の香りや成分を空気中に拡散させるために使用する器具のことです。空気中に拡散した香りや成分を鼻から呼吸で体内に取り込むことで、心身のリラックスや疲労回復につながります。
ディヒューザーの種類
ディヒューザーにはいくつかの種類があり、使う精油の量や特徴があります。
アロマポット
キャンドル式の芳香拡散器です。オイルウォーマーとも呼ばれています。キャンドルの熱で精油を温め香りを拡散させます。部屋の広さに合わせて1滴から5滴、オイル皿にお湯か水を一緒に入れて使用します。キャンドルの炎と精油の香りが癒しを与えてくれます。キャンドル式のため、火の扱いには注意が必要です。拡散器の近くには燃えやすいものなどは置かないようにしましょう。
アロマライト
電気式の芳香公拡散器です。直接コンセントにつなぐものや、コード式のものがあります。電球の熱で精油を温めゆっくり香りを拡散させます。部屋の広さに合わせて1滴から5滴、オイル皿にお湯か水を一緒に入れて使用します。電気式の芳香拡散器は、タイマー付のものもあるため、就寝時などに使うと便利です。また、香りがなくなってもライトとして使用できます。
アロマドロップ式
精油の原液を直接入れて、振動によって成分の微粒子を空気中に拡散させる芳香拡散器です。原液を使用するのでお湯や水は使いません。拡散力が高く、広い部屋にも適しています。また精油の消費量も多くなります。ガラス製品が多いので取扱いには注意が必要です。
超音波式ディヒューザー
電動式のエアポンプで精油の香りと成分の微粒子を空気中に拡散させる芳香拡散器です。素早く香りが広がり長時間の芳香浴や広い場所での利用に便利です。熱や火を使わないので、安全に初心者でも使用できます。最近では、専用のアロマオイルも売られています。
ディヒューザーで使うおすすめの精油
ディヒューザーは鼻呼吸によって、香りや成分を体内に取り込むため、気管支系のトラブルや花粉症、精神をリラックスさせたい時に効果があります。
・風邪を引いたとき・・・カモミールジャーマン、サンダルウット、ティートリー。
・花粉症、喘息・・・ティートリー、フランキンセンス、ユーカリ、ラベンサラ、ローズマリー。
・安眠・・・ラベンダー、カモミールジャーマン、オレンジスウィート、マンダリン。
・気分を明るくしたいとき・・・イランイラン、ゼラニウム、オレンジスウィート、ベルガモット、マンダリン、グレープフルーツ、レモングラス。
好きな香りを選ぼう
心や身体の状態によって、毎日好きな精油の香りが違う場合があります。ディヒューザーで使う香りを効能や効果から決めても良いですが、その日の気分やフィーリングで香りを決めてもよりアロマセラピーが楽しくなります。
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